Training

技能実習制度について

 
  • 技能実習生の受入人数枠

    技能実習制度は人材育成のための制度であり、受入人数には上限が設けられています。 受入企業は技能実習責任者のほかに、技能実習指導員、生活指導員を選任する必要があります。 技能実習生の受入れには、1年間の上限数である「基本人数枠」が定められています。 そしてその人数枠は、受入企業の常勤職員数に応じて変わります。

    基本人数枠
    常勤職員数
    (社会保険加入者数など)
    基本人数枠
    (技能実習生の受入れ上限)
    301人以上 常勤職員数の1/20人
    201人~300人 15人
    101人~200人 10人
    51人~100人 6人
    41人~50人 5人
    31人~40人 4人
    30人以下 3人

    この表の通り、技能実習生の基本人数枠は受入企業の常勤職員数に応じて決まっています。 常勤職員が2名の場合は、常勤職員数を超えて受入れることはできませんので、受入れ可能人数は2人までとなります。



  • 優良認定で基本人数枠が倍に

    受入企業が優良認定されると、受入人数枠が倍になります。 例えば常勤職員数が50名の企業が優良認定された場合、基本人数枠が5人から2倍の10人となります。
    加えて技能実習1号、2号に加えて技能実習3号の受入れも可能となります。


    常勤職員30人の場合、技能実習生の受入人数枠は3人なので、最初の3年間での受入人数は9人になります。 優良認定が無い企業の場合、受入人数枠は3人のまま、1期生の技能実習生も3年の実習期間を終えて帰国しますので、会社に残る技能実習生は9人となります。 しかし3年目終了時に優良認定を受けたとすると、受入人数枠が倍の6人になり、しかも1期生の技能実習生は技能実習3号として企業に残ることができますので、総勢15人の技能実習生を受入れることが可能になります。 技能実習生の受入れを開始して6年目になると、一般の企業の場合は変わらず受入人数は9人まで、しかし優良認定を受けている場合は24人まで受入れが可能となります。 その後も受入れを続けていけば最大枠が36人になり、優良でない場合の実に4倍の人数が受入れ可能となります。



  • 優良認定の意義

    優良認定を受けることができれば、技能実習生の在籍可能な期間が3年から、5年に延長されるほか、1年間に受入れ可能な人数枠が倍に増えます。 在籍期間の延長は、3年間在籍した実習生が会社に残り続けてくれるため、大きな戦力として期待できます。 また人数枠の拡大は、その企業で活躍できる人数が増えるため、受入企業にとっては大きなメリットとなります。



  • 優良認定を受けるため

    優良認定を受けるためには様々な要件があり、その要件をクリアし、合格基準に達している必要がありますが、事前にその内容を確認し、足りていない場合は改善を進めていくことで優良認定に近づけることができますので、詳細はご相談下さい。

    求人企業様はこちら

    技能実習制度 移行対象職種・作業一覧
kakunin title

kakunin message